鬼滅の刃は個人的に今ジャンプで一番熱い!
2019年05月15日 02時32分

鬼滅の刃おもしろいな~
ミホくんは読んだことある?
ミホくんは読んだことある?

え、ワールドトリガーのときとまったく同じフリから始まるんですね

細かいことは気にするな、ワカチコワカチコ~

すみません、何をしゃべっているのかよく分かりません……
今テレビアニメも絶賛放送中、週刊少年ジャンプの顔にもなりそうな作品。
それが「鬼滅の刃」です。
個人的に今の週刊少年ジャンプのトップ3は「鬼滅の刃」「呪術廻戦」「チェーンソーマン」です。
なんと古株の作品は1つも入らずという異例の展開(あくまで個人的ですからね)!
もちろんワールドトリガーが残っていれば、ベスト3に入るのですが。
今回は鬼滅の刃について少し語りたいと思います。
目次[閉じる]
作者の吾峠呼世晴さん
「鬼滅の刃」の作者さんは吾峠呼世晴(ごとうげ・こよはる)氏なんですけど、おそらく本格的な連載は鬼滅がはじめてだと思います(たぶん)
以前、読み切りで「肋骨さん」とか「蝿庭のジグザグ」という作品を読んだ覚えがあり、鬼滅の連載開始時に「ついに連載か」と思った記憶があります。
僕は読み切り作品まで記憶するほどマンガマニアではないのですが、この2作品のタイトルと作者名を覚えていたのはひとえに「特徴的」だったからです。
作品の内容や雰囲気も独特、作者名も独特、それをセットで覚えていました。
「鬼滅の刃」の第一話を見たときの感想は「アレ? なんか読み切り作品とイメージが違う」でした。
読み切りは主人公が大人(成人してるかどうかは分かりませんが)で、ちょっとスレたというかヒネたというか、そういう人物だったのです。
対して「鬼滅の刃」の主人公である竈門炭治郎(かまど・たんじろう)は少年であり、山奥の炭焼き小屋で多くの兄弟を養う長男であり、何より真っすぐ一本筋の通った性格だったのです。
家族思いで兄弟愛にあふれ、炭を売りに町に下りれば町人の人々から声を掛けられる素直で人の良い炭治郎少年が、ある日突然「鬼」と呼ばれる存在にどん底の悪夢のような状況に落とされて、そこから奮闘する、といのが「鬼滅の刃」のメインストーリー。
最初は作風を変えたのかな、と思っていたら徐々に独特の世界観が展開されてきました。
結局漫画家でいう「才能ある人」というのは、ある意味「作品に独特さを持っている」人だと思います。
バクマンでヒット作家を2パターンに分類していましたよね。
「才能派」か「計算派」かって感じで。
でもヒット作家に「完全な計算派」というのはあり得ないと思います。
売れ筋のテーマ・設定・キャラやら読者層やらを計算しつくした上で描かれた、いわゆる「計算派作家」が描いた作品も「コッテコテの独特さ」は薄いけれど、やはりどこか「独特さ」を持っているものです。絵柄とかセリフ回しとか展開とかで。
逆に全然独特さに欠ける「なんか全部どっかで見た感じだな」と感じる作品とか、読んでも全然印象に残らない作品しか描けないのが「ヒット作家ではない作家」なんでしょうね。
脱線しましたが、吾峠氏は間違いなく「独特さ」を持っている作家だと思います。
まだ鬼滅の刃が連載中なので気の早い話ですが、鬼滅の次の作品も「独特さ」が出せるかどうかがポイントだと思います。
というのは、
1つは作者が年齢を重ねることで才能が劣化する心配。
また「鬼滅」がヒットしたことにより燃え尽き症候群になる心配。
があるからです。
「進撃の巨人」の諌山創氏もまだ若い作家さんですが、「巨人」後にどういう作品を出すのか楽しみであり心配でもあります。
まああれだけ稼げば僕だったら引退しますけどねw(こういう人は作家にはなれんのだろうな~)
以前、読み切りで「肋骨さん」とか「蝿庭のジグザグ」という作品を読んだ覚えがあり、鬼滅の連載開始時に「ついに連載か」と思った記憶があります。
僕は読み切り作品まで記憶するほどマンガマニアではないのですが、この2作品のタイトルと作者名を覚えていたのはひとえに「特徴的」だったからです。
作品の内容や雰囲気も独特、作者名も独特、それをセットで覚えていました。
「鬼滅の刃」の第一話を見たときの感想は「アレ? なんか読み切り作品とイメージが違う」でした。
読み切りは主人公が大人(成人してるかどうかは分かりませんが)で、ちょっとスレたというかヒネたというか、そういう人物だったのです。
対して「鬼滅の刃」の主人公である竈門炭治郎(かまど・たんじろう)は少年であり、山奥の炭焼き小屋で多くの兄弟を養う長男であり、何より真っすぐ一本筋の通った性格だったのです。
家族思いで兄弟愛にあふれ、炭を売りに町に下りれば町人の人々から声を掛けられる素直で人の良い炭治郎少年が、ある日突然「鬼」と呼ばれる存在にどん底の悪夢のような状況に落とされて、そこから奮闘する、といのが「鬼滅の刃」のメインストーリー。
最初は作風を変えたのかな、と思っていたら徐々に独特の世界観が展開されてきました。
結局漫画家でいう「才能ある人」というのは、ある意味「作品に独特さを持っている」人だと思います。
バクマンでヒット作家を2パターンに分類していましたよね。
「才能派」か「計算派」かって感じで。
でもヒット作家に「完全な計算派」というのはあり得ないと思います。
売れ筋のテーマ・設定・キャラやら読者層やらを計算しつくした上で描かれた、いわゆる「計算派作家」が描いた作品も「コッテコテの独特さ」は薄いけれど、やはりどこか「独特さ」を持っているものです。絵柄とかセリフ回しとか展開とかで。
逆に全然独特さに欠ける「なんか全部どっかで見た感じだな」と感じる作品とか、読んでも全然印象に残らない作品しか描けないのが「ヒット作家ではない作家」なんでしょうね。
脱線しましたが、吾峠氏は間違いなく「独特さ」を持っている作家だと思います。
まだ鬼滅の刃が連載中なので気の早い話ですが、鬼滅の次の作品も「独特さ」が出せるかどうかがポイントだと思います。
というのは、
1つは作者が年齢を重ねることで才能が劣化する心配。
また「鬼滅」がヒットしたことにより燃え尽き症候群になる心配。
があるからです。
「進撃の巨人」の諌山創氏もまだ若い作家さんですが、「巨人」後にどういう作品を出すのか楽しみであり心配でもあります。
まああれだけ稼げば僕だったら引退しますけどねw(こういう人は作家にはなれんのだろうな~)
ジョジョ2部~3部のテイスト
ジョジョ3部でいうところの「DIO」にあたる、鬼滅の刃の大ボスは「鬼舞辻無惨(きぶつじむざん)」という大元の鬼です。
その在り方は何となく「DIO」に通じるものがあるような気がします。
世界征服とかを目論むわけではなく、ただ自分を究極の存在としてひたすら高みにあろうとする姿勢がうかがえます。
その邪魔をする者は配下を使って始末し、あるいは自分に有益な存在は積極的に取り込もうとします。
温厚で礼節を大切にする炭治郎も、家族の仇である鬼舞辻無惨にだけは激しい怒りの感情をむき出しにします。
鬼滅の刃の鬼と、ジョジョの奇妙な冒険第2部までの吸血鬼は、似たような弱点を持っています。
ジョジョの吸血鬼は「太陽光」または「太陽光と同じ波長を持つ波紋」が弱点でした。
鬼滅の刃の鬼は「太陽光」または「太陽光をたっぷり浴びた特殊な鉱石から打たれた日輪刀という刀で首を切断されること」が弱点です。
鬼は傷を負ってもすぐに治るし、体の一部を切断してもくっついたり、新しく生えてきたりして、基本的に殺せませんが、太陽光を浴びたら例外なく一気に体が崩壊して死んでしまします。(今のところ作中で、太陽光をまともに浴びてしまって生き延びた敵の鬼はいません)
日輪刀(基本的に日本刀の形状)で、首を切断すればくっつかず、体が崩壊していきます。(崩壊までに少しタイムラグがある場合も)
ただし、日輪刀でも手足を切り落としたくらいでは鬼にとっては大きなダメージにはならず、すぐに回復してしまいます。
あ、そうそう。
鬼にはもうひとつだけ弱点がありました。
それは「鬼舞辻無惨を裏切ったり情報を漏らしたりした場合」に細胞レベルで全身が破壊される呪いのようなシステムが存在することです。
よって鬼は鬼舞辻には絶対服従です。(おそらく呪いの存在だけでなく戦闘でも歯が立たないと思われます)
設定のいくつかはジョジョに見られたものがありますが、おそらく読んで「ジョジョのパクリやん」と思う人はいないと思われます。
先ほどいった「作品の独特さ」が設定の似通っている云々といったことをかき消しているからだと思います。
小説、映画、ドラマ、漫画、アニメ、などなど、これほどストーリーが溢れた時代に、全てが前例のない作品などは到底実現不可能でしょう。
だから似ていてもいいんです。丸パクリは論外ですが、設定が似ていたってまったく別の面白さを持つ作品にできるのですね。
設定もキャラも作風すらも、似通った作品の多いラノベ系テンプレ作品がアニメ化されまくって、数年後には何がどの作品だったか定かではなくなる今日この頃ですが、このような良作を見ると嬉しくなってきます。
その在り方は何となく「DIO」に通じるものがあるような気がします。
世界征服とかを目論むわけではなく、ただ自分を究極の存在としてひたすら高みにあろうとする姿勢がうかがえます。
その邪魔をする者は配下を使って始末し、あるいは自分に有益な存在は積極的に取り込もうとします。
温厚で礼節を大切にする炭治郎も、家族の仇である鬼舞辻無惨にだけは激しい怒りの感情をむき出しにします。
鬼滅の刃の鬼と、ジョジョの奇妙な冒険第2部までの吸血鬼は、似たような弱点を持っています。
ジョジョの吸血鬼は「太陽光」または「太陽光と同じ波長を持つ波紋」が弱点でした。
鬼滅の刃の鬼は「太陽光」または「太陽光をたっぷり浴びた特殊な鉱石から打たれた日輪刀という刀で首を切断されること」が弱点です。
鬼は傷を負ってもすぐに治るし、体の一部を切断してもくっついたり、新しく生えてきたりして、基本的に殺せませんが、太陽光を浴びたら例外なく一気に体が崩壊して死んでしまします。(今のところ作中で、太陽光をまともに浴びてしまって生き延びた敵の鬼はいません)
日輪刀(基本的に日本刀の形状)で、首を切断すればくっつかず、体が崩壊していきます。(崩壊までに少しタイムラグがある場合も)
ただし、日輪刀でも手足を切り落としたくらいでは鬼にとっては大きなダメージにはならず、すぐに回復してしまいます。
あ、そうそう。
鬼にはもうひとつだけ弱点がありました。
それは「鬼舞辻無惨を裏切ったり情報を漏らしたりした場合」に細胞レベルで全身が破壊される呪いのようなシステムが存在することです。
よって鬼は鬼舞辻には絶対服従です。(おそらく呪いの存在だけでなく戦闘でも歯が立たないと思われます)
設定のいくつかはジョジョに見られたものがありますが、おそらく読んで「ジョジョのパクリやん」と思う人はいないと思われます。
先ほどいった「作品の独特さ」が設定の似通っている云々といったことをかき消しているからだと思います。
小説、映画、ドラマ、漫画、アニメ、などなど、これほどストーリーが溢れた時代に、全てが前例のない作品などは到底実現不可能でしょう。
だから似ていてもいいんです。丸パクリは論外ですが、設定が似ていたってまったく別の面白さを持つ作品にできるのですね。
設定もキャラも作風すらも、似通った作品の多いラノベ系テンプレ作品がアニメ化されまくって、数年後には何がどの作品だったか定かではなくなる今日この頃ですが、このような良作を見ると嬉しくなってきます。
主人公・竈門炭治郎の世にも稀にみる誠実さ
今の時代「誠実さ」とかってあまり実感できないですよね。
日本と韓国の間柄、米中貿易戦争、北朝鮮問題、ロヒンギャなど難民問題、争いや諍いばかりが多い世の中で、物語の主人公もちょっと斜に構えたタイプや、ニヒルなタイプ、計算高いタイプ、我が強いタイプ、朴訥に見えて腹黒タイプ、間抜けだけど幸運タイプ、などひとクセふたクセあるキャラが多いと思います。
鬼滅の刃の竈門炭治郎のタイプはというとズバリ「真面目・実直・誠実」です。
おそらく物語の主人公にしづらいタイプではないでしょうか。
しかし、それがいいのです。
鬼滅の刃の竈門炭治郎がひねくれていたら、作品はまったく違うものになっていたでしょう。
命がけで戦って首を切った鬼に対して、憐れみをもって接する姿に心を打たれます。

常に「鬼は鬼舞辻無惨によって強制的に人間を終わらせられた存在」であることを心にとめているいるのでしょう。
炭治郎の誠実エピソードはたくさんあるのですが、ネタバレにもなりそうですし、多くを語りませんが、このネジくれた時代に炭治郎のような誠実な主人公が活躍するマンガを読めることは幸せなことだと感じます。
また、物語において登場キャラがあまりにも馬鹿だと面白さが半減してしまいます。
読者(視聴者)が納得できる判断と行動をしたのに、敵の計略がそれを上回っていて罠にはまったり、思わぬ窮地に陥ったりするのは面白いのですが、「いやあり得んやろ」という判断や行動で窮地に陥ったりするとイライラします。
主人公が愚か者という設定が前提ならアリですが、結構賢い設定の主人公がアホな判断をすると萎えます。
その点、竈門炭治郎は賢く、ほとんど誤った判断をしません。
正しい判断を全力でやった結果、思い通りにいかないこともありますが、読者的には納得です。
また状況判断も素早く、不可解な敵の攻撃も、よく観察してすぐに対策を講じます。
それでも敵が強く苦戦するから燃える展開になるのであって、主人公が理由のない間抜けさで苦戦する展開は作者の力不足だと思います。
日本と韓国の間柄、米中貿易戦争、北朝鮮問題、ロヒンギャなど難民問題、争いや諍いばかりが多い世の中で、物語の主人公もちょっと斜に構えたタイプや、ニヒルなタイプ、計算高いタイプ、我が強いタイプ、朴訥に見えて腹黒タイプ、間抜けだけど幸運タイプ、などひとクセふたクセあるキャラが多いと思います。
鬼滅の刃の竈門炭治郎のタイプはというとズバリ「真面目・実直・誠実」です。
おそらく物語の主人公にしづらいタイプではないでしょうか。
しかし、それがいいのです。
鬼滅の刃の竈門炭治郎がひねくれていたら、作品はまったく違うものになっていたでしょう。
命がけで戦って首を切った鬼に対して、憐れみをもって接する姿に心を打たれます。
常に「鬼は鬼舞辻無惨によって強制的に人間を終わらせられた存在」であることを心にとめているいるのでしょう。
炭治郎の誠実エピソードはたくさんあるのですが、ネタバレにもなりそうですし、多くを語りませんが、このネジくれた時代に炭治郎のような誠実な主人公が活躍するマンガを読めることは幸せなことだと感じます。
また、物語において登場キャラがあまりにも馬鹿だと面白さが半減してしまいます。
読者(視聴者)が納得できる判断と行動をしたのに、敵の計略がそれを上回っていて罠にはまったり、思わぬ窮地に陥ったりするのは面白いのですが、「いやあり得んやろ」という判断や行動で窮地に陥ったりするとイライラします。
主人公が愚か者という設定が前提ならアリですが、結構賢い設定の主人公がアホな判断をすると萎えます。
その点、竈門炭治郎は賢く、ほとんど誤った判断をしません。
正しい判断を全力でやった結果、思い通りにいかないこともありますが、読者的には納得です。
また状況判断も素早く、不可解な敵の攻撃も、よく観察してすぐに対策を講じます。
それでも敵が強く苦戦するから燃える展開になるのであって、主人公が理由のない間抜けさで苦戦する展開は作者の力不足だと思います。
仲間のキャラも濃い
炭治郎と3バカトリオ的に仲間になる伊之助と善逸。
これがまた濃い。
猪突猛進を地で行く伊之助は、考えなしのバカだけど、これまた賢くないわけではないのです。
猛烈な競争心や、意地っ張りでメチャクチャな行動をするけど、自分のやり方で生き残るための戦い方をする。
当然炭治郎のような賢さではないので窮地に陥りやすいけど伊之助ほど強烈なキャラクターであれば読者的にもその行動はまあ仕方がないと納得がいくのです。
獣同然の伊之助が炭治郎たちと戦いの日々を過ごすうちに「ホワホワ」する空気を感じるようになり、すこしずつ人間的になっていくところも、とても良いですね。
善逸は「究極のヘタレ」と「もしかすると最強」をもったキャラで、登場当初はそのヘタレ具合が面白すぎます。
これがまたいい味を出すキャラクターで物語に色を添えるんですよね。
善逸に関してはこれから鬼滅を読む人のことを考えると、あまり多くを語るべきではないでしょう。
読んでのお楽しみということで。
また鬼殺隊の頂点に位置する「柱」の面々も個性的ですね。
第一話から登場する冨岡さんも柱の一人ですが、柱の中ではキャラクターとしては一番薄い人ではないでしょうか。
逆に濃い柱を第一話から登場させると主人公の炭治郎が霞むので、とてもいい配役なのだと振り返ってみると思います。
鬼になってしまった妹を殺さないでくれと土下座で嘆願する炭治郎に「生殺与奪の権を他人に握らせるな!」と叱りつける冨岡義勇。
これは現代人が、進路を他人任せにしたり、自分の将来を左右しかねない判断を他人の意見だけで決めたりすることも揶揄しているのかな、というのはオッサンならではの考えすぎかもしれません^^;
最近の作品の多くは本当にテンプレート化が激しく、「こっちの作品の〇〇ちゃんは、そっちの作品でいうところの××ちゃんにあたるキャラね」と変換可能だったりするものが多いですが、鬼滅の刃は各キャラクターが独特で他作品とのキャラの変換できないでしょう。もちろん無理やりやればできないことはないんでしょうが。
これがまた濃い。
猪突猛進を地で行く伊之助は、考えなしのバカだけど、これまた賢くないわけではないのです。
猛烈な競争心や、意地っ張りでメチャクチャな行動をするけど、自分のやり方で生き残るための戦い方をする。
当然炭治郎のような賢さではないので窮地に陥りやすいけど伊之助ほど強烈なキャラクターであれば読者的にもその行動はまあ仕方がないと納得がいくのです。
獣同然の伊之助が炭治郎たちと戦いの日々を過ごすうちに「ホワホワ」する空気を感じるようになり、すこしずつ人間的になっていくところも、とても良いですね。
善逸は「究極のヘタレ」と「もしかすると最強」をもったキャラで、登場当初はそのヘタレ具合が面白すぎます。
これがまたいい味を出すキャラクターで物語に色を添えるんですよね。
善逸に関してはこれから鬼滅を読む人のことを考えると、あまり多くを語るべきではないでしょう。
読んでのお楽しみということで。
また鬼殺隊の頂点に位置する「柱」の面々も個性的ですね。
第一話から登場する冨岡さんも柱の一人ですが、柱の中ではキャラクターとしては一番薄い人ではないでしょうか。
逆に濃い柱を第一話から登場させると主人公の炭治郎が霞むので、とてもいい配役なのだと振り返ってみると思います。
鬼になってしまった妹を殺さないでくれと土下座で嘆願する炭治郎に「生殺与奪の権を他人に握らせるな!」と叱りつける冨岡義勇。
これは現代人が、進路を他人任せにしたり、自分の将来を左右しかねない判断を他人の意見だけで決めたりすることも揶揄しているのかな、というのはオッサンならではの考えすぎかもしれません^^;
最近の作品の多くは本当にテンプレート化が激しく、「こっちの作品の〇〇ちゃんは、そっちの作品でいうところの××ちゃんにあたるキャラね」と変換可能だったりするものが多いですが、鬼滅の刃は各キャラクターが独特で他作品とのキャラの変換できないでしょう。もちろん無理やりやればできないことはないんでしょうが。
できれば名作のまま終わって欲しい
鬼滅の刃のゴールは
1.禰豆子の人間化
2.鬼舞辻無惨の打倒
で、現在物語は佳境に近づいています。
おそらくこの流れのままで鬼舞辻打倒までは行かないと思われます。
一度、仕切り直しての最終決戦となるのかもしれません。
どうでしょう。
鬼舞辻無惨を倒した後、ちゃんと鬼滅の刃は終わるでしょうか。
フリーザまで倒したのに、まだ続いたドラゴンボールのようにならなければいいですが……
まあドラゴンボールは現在まで進化(?)しながら続いているので、経済的には大正解だったのかもしれませんが、作品の完成度でいうとナメック星のフリーザ編で終わっておくべきだったのかなという気がします。
ワンピースもたいがい長いですしね。
こちらは1エピソードごとが長すぎだと思います。
それも年数を追うごとに1エピソードが長くなっているような気もしなくもないです。
まあメインキャラが増えているので場面切り替えだけでも話数が嵩むのかもしれませんが。
願わくば、鬼滅の刃は「え、まだ続いてんの?」というようなことにならず、きれいに終わって欲しいです。
1.禰豆子の人間化
2.鬼舞辻無惨の打倒
で、現在物語は佳境に近づいています。
おそらくこの流れのままで鬼舞辻打倒までは行かないと思われます。
一度、仕切り直しての最終決戦となるのかもしれません。
どうでしょう。
鬼舞辻無惨を倒した後、ちゃんと鬼滅の刃は終わるでしょうか。
フリーザまで倒したのに、まだ続いたドラゴンボールのようにならなければいいですが……
まあドラゴンボールは現在まで進化(?)しながら続いているので、経済的には大正解だったのかもしれませんが、作品の完成度でいうとナメック星のフリーザ編で終わっておくべきだったのかなという気がします。
ワンピースもたいがい長いですしね。
こちらは1エピソードごとが長すぎだと思います。
それも年数を追うごとに1エピソードが長くなっているような気もしなくもないです。
まあメインキャラが増えているので場面切り替えだけでも話数が嵩むのかもしれませんが。
願わくば、鬼滅の刃は「え、まだ続いてんの?」というようなことにならず、きれいに終わって欲しいです。
アニメもクオリティが高い!
昨今、アニメ業界は1タイトルにかける金がどんどんシビアになってきていることもあり、作品によっては作画のクオリティがすごく低いものも多いです。
そんな中、鬼滅の刃のアニメはすごくクオリティが高いです。
ただ話数を重ねるごとに、スケジュールの重圧からかクオリティが激下がりする作品も多いので油断はできませんが。
同時期にはじまった同じくジャンプ作品の「僕たちは勉強ができない」と比べても、力の入れようがまったく違う感じがします。
おそらく業界的にも「鬼滅の刃」は注目株なのでしょうね。
(もしくは集英社、あるいは別のどこかが相当金をつぎこんでいるか)
そんな中、鬼滅の刃のアニメはすごくクオリティが高いです。
ただ話数を重ねるごとに、スケジュールの重圧からかクオリティが激下がりする作品も多いので油断はできませんが。
同時期にはじまった同じくジャンプ作品の「僕たちは勉強ができない」と比べても、力の入れようがまったく違う感じがします。
おそらく業界的にも「鬼滅の刃」は注目株なのでしょうね。
(もしくは集英社、あるいは別のどこかが相当金をつぎこんでいるか)

どうですか、「鬼滅の刃」読みたくなったでしょう?

え?さっきからもう読んでますけど……

僕の話は聞いてなかったの?

あー、いえ、聞いてましたよ。
スミマセン今、珠世邸が2体の鬼に襲撃されてるところなんで、ちょっと集中して読ませてもらっていいですかね?
スミマセン今、珠世邸が2体の鬼に襲撃されてるところなんで、ちょっと集中して読ませてもらっていいですかね?

あ、はい。
っていうかワールドトリガーのときと全く同じ引き!
っていうかワールドトリガーのときと全く同じ引き!
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