禁酒を成功させるコツ　お酒の代わりに何を飲む？

まじめな人は禁煙や禁酒をする際、「絶対」という言葉を使います。
「もう絶対にタバコ吸わない」
「もう絶対にお酒飲まない」
みたいに。

僕は禁煙して5年くらい経ちますが、その間まったく吸ってないかというと２、３本くらいは吸ってます。
飲み会とかですごく美味しそうにタバコの煙を吐いている人と話しているとき「あ、１本もらえませんか？」と言って吸わせてもらったことが２、3回あるのです。
「え、ヨッシーさんタバコ吸うんですか？」と驚かれましたが^^

僕のモットーは「無理はしない」なので、我慢はしますが我慢がキツイときは禁を破りますｗ
なので禁酒についても多分「月に1回くらいOK！」とその内禁を破ると思います。
もともと「お酒の量減らそうかな～」と思ったのがきっかけだったので。
もちろんだからといって頻繁に飲むつもりはありませんよ。（意味ないですしね）

自分の今までを振り返ると「今日は焼酎１杯でやめとこう」とかできそうになかったのです。
元々それほど自制心が強い方ではないし、飲み始めると当然酔うのでよけい自制がしにくいんですよね。

なので「それならいっそのこと禁酒しよう。どうしても飲みたい時は飲めばいいじゃん」となったのです。
禁酒すると当然常にシラフなので（当たり前ｗ）自制しやすいですしね。

自分の中では「禁煙も禁酒も大したことではない」と言い聞かせています^^;
軽ーくはじめてみて、辛抱たまらんときは禁を破ってもOK！
ただしそれが常習になったらもはやそれは失敗となりますので、「失敗してもOK」とは思いませんが、ルールに絶対はないと考えます。

堅く考えすぎず、軽い気持ちでやってます。
それが長続きのコツというか秘訣かもしれません。

なので「病気の関係で１滴たりとも飲んではいけない！」というような人には、僕のようなやり方は参考にはならないと思います。
 

僕の場合、お酒を飲みたくなるトリガーとして「お酒に合いそうな美味しそうな料理」があります。

晩ご飯が焼肉だったらビール系が欲しくなりますし、お刺身とかだったら焼酎とか日本酒が欲しくなるのです。

なので禁酒をするにあたってキツイのは「晩ご飯のおかずがお酒に合いそうなメニュー」だった場合です。

そんなときはお酒の代わりにあるモノを飲んでいます。
ずばり「炭酸水」です。

最近では「強炭酸」なるものもあってシュワシュワ感が強いです。

ビールの代わりになりますし、僕は焼酎もロックかソーダ割だったので、ソーダ割と思って炭酸水を飲んでますよ^^

スーパーで買うと1リットルサイズの強炭酸水が80円～90円で買えるので、1日1本飲んでも月に3000円もかからず、お酒を買う月のことを考えると随分節約になると思います。

今では頻繁に炭酸水を飲むようになっていまして、昼ごはんにギョーザを食べる際もシュワシュワ飲みました。
お酒の代わりと考えていたため「昼間っから炭酸水かよ」と一瞬思いましたが、考えてみると極めて健全です^^

 

お酒が好きな人には大きく３タイプの人がいます。
このいずれか、あるいは複数が該当する人もいるかもしれません。

タイプ1の人は経験的には痩せた人が多いです。
ウイスキーや焼酎をロックで飲んでつまみはほとんど食べない、といった感じの飲み方です。
真っ先に肝臓を壊すタイプだとも言えます。

タイプ２の人は「お酒を飲む」イコール「おつまみを食べる」なので、太ってしまうというリスクも大きくなります。
酔いが回ると満腹中枢の働きもおかしくなるのか、食べ過ぎてしまうことも多々あります。

タイプ３の人はお酒を飲むこと、おつまみを食べること、それ自体が好きなのではなく、人が集まってワイワイ楽しく過ごすことが好きな人です。
なので、一人で家飲みなどはあまりせず、お酒が原因で健康を害したり、肥満になったりということも少ないです。


僕は明確に２のタイプだと言えます。
おつまみがなければお酒も要りません。

とくにこのタイプ２の人は「お酒をやめると痩せるかもしれない」という期待を持ってしまいます。
実際に僕も少なからずそういう期待がないわけではありません。

しかし禁酒開始の直後（3か月くらい？）は「お酒を飲まないこと」に対する努力に集中すべきで、「ダイエット」まで欲張らない方が良いと思います。
酒をやめて痩せ効果を期待して、体重計に乗ってもあまり体重に変化がない……

ダイエットまで意識すると、せっかくお酒をやめる（減らす）ことに成功しているのに、体重が減ってないせいで、自分の中でなんだか失敗感が漂います。
ですので、禁酒（節酒）が当たり前の日常になるまではダイエットは気にせず、お酒をやめる・減らすことだけに集中すべきだと思います。
痩せたらラッキーくらいに思っておくのが妥当でしょう。

痩せたいのであれば、禁酒・節酒が自分のものになった後、改めてダイエットを意識すればよいでしょう。
 

僕は自分の自制心の弱さを自覚しています。

家にお酒があって、お酒に合いそうな料理がある状況で「いやいや、我慢じゃよ、我慢」といった自制ができるとは思っていません。

よって、家にお酒を置いてはダメなのです。

僕がお酒を我慢する、最大の我慢ポイントは「買い物に行ったとき、お酒を買わない」という点です。

禁酒1週間目にスーパーに買い物に行った際ですが、僕はお酒売り場で5分ほど立ちつくしていましたｗ

「紙パックの焼酎、安いなぁ。1.8Lで1000円しないよ。買っても経済的にはそれほど痛くはないよな～」
などと、お酒を買うための言い訳を頭の中で展開していました。

運よく「我慢ポイントは買い物のとき！」と決めていましたので、それを思い出して重い足を動かしてお酒コーナーから立ち去り、さっさと買い物をすませて帰りました。

もしこの時買っていたら、禁酒は大失敗となっていたでしょう。

僕の場合はもっぱら家呑みですので、買い物時がポイントになりますが、外で飲むタイプの人は「飲み屋に行くか行かないか」がポイントになると思われます。

飲みに誘われて「まあ行ったとしてもウーロン茶とかでしのげばいいか」というのは僕であれば我慢できないかもしれません。
「1杯くらいいいかな」と飲んで、少し酔いが回ると「もう1杯」「あ、もう1杯」となる様が目に浮かぶようですｗ

 

まだ1か月目ですが、禁酒すると明らかに体にはいいんだろうな、と感じます。
 

へんな話軟便が改善した

まず僕は常に軟便だったのですが、禁酒1週間もしない内に適度な固さを保ったソレになりました。
もしかして常に下痢とまでは行かないけど軟便だったのは「酒＆つまみ」のせいだったのか。。。
 

1日が若干長くなった

酒を飲むとどうしてもそこが1日の終わりになります。
まあ「コップに1杯」程度で終われる人はそうでもないのでしょうが、僕は家呑みの際は「そろそろ寝るか～」となるまでテレビを見ながらダラダラ飲んでましたので^^;
すると翌朝も目覚めは最高、というわけにもいかなくなり、控え目に言っても「時間を無駄にした」感がありました。
禁酒すると、夜寝るまで翌日の仕事のことを考えたり、読書をしたりと少しだけ有意義な時間を過ごせるように思います。
 

だんだん「飲みたい」という気持ちは弱くなった

「あー、酒飲みたいなぁ」と感じたのは禁酒後10日間くらいで、今では「まあ、目の前にあれば飲むけど、今日飲めないなら飲めないで別に構わないな」という心境になっています。
何かを我慢する際は、それが無い生活に慣れるまでが大変であって、慣れてしまったら別にどうということははい、ということでしょう。


もうじき1か月が経ちますので、開始当初の計画で「1ヶ月ごとに1日だけ飲んでも良し」という日を設定するつもりだったのですが、どうしようか迷い中です。
それほど「飲みたい」気持ちは強くないですし。

まあ飲みたくなったときに飲もうかな、という感じです。